この会は、木の良さ、すばらしさを再認識し、人にやさしい“木の家づくり”と島根県産材の地産地消及び健全な森づくりを目的に、地元工務店と木材業者により設立しました。
木の家展示館「木のふれあい遊館」を拠点に活動しています。
木の知識
住宅に使われる木の種類
長い時間をかけて山で育った木には、それぞれの特性があります。強度、耐久性、木目、色合い、香り…。生きた素材ならではの、その違いを味わいながら、適材適所に用いることが木の家づくりの醍醐味でしょう。ここでは古くから日本人に親しまれてきた、代表的な6種類の国産材を取り上げてみました。
- 松 針葉樹・松科・常緑高木
- 主にクロマツ、アカマツ、カラマツ、エゾマツなどの種類がある。ヤニを抜く脱脂乾燥技術により、近年フローリング材としても用いられるようになった。近年、伐採期を迎え価格も手頃。ただし天然の年代もののカラマツは高級材。

- 杉 針葉樹・スギ科・常緑高木
- 庶民に親しまれてきた日本の代表的な建材。幹がまっすぐで加工しやすく丈夫なため、柱、梁などの構造材から、床板や天井板などの内装材、障子や襖などの建具材に至るまで、幅広い用途に使うことができる。

- 桧 針葉樹・ヒノキ科・常緑高木
- 古くから建築に用いられた高級材。乾燥性もよく、狂いも少なく、耐久性に優れた特性をもち、特に建物の寿命に影響する柱や土台に最適な用材。また、加工性にも優れ、丈夫で美しい木目は内部造作や建具などにも用いられている。

- 欅 広葉樹・ニレ科・落葉高木
- 木目の美しさが際立つ「広葉樹の王様」とも呼ばれる高級材。堅くて強度があり、耐水性、耐朽性に優れた特性で、内装材から構造材まで幅広く使えるが、高価なため上がり框や床の間など、化粧性を重視する造作材に用いられることが多い。

- 栗 広葉樹・ブナ科・落葉高木
- 特に芯材の耐水性が優れ、腐りにくいため、土台に最適な良材。浴室などの水廻りや、最近ではガーデニングの枕木にもよく利用されている。また、独特な表情を生む木目をもち、床柱や家具、工芸品などにも向いている。

- 桐 広葉樹・ゴマノハグサ科・落葉高木
- 軽軟で色白、狂いが少なく、耐火性、耐湿性に優れた特性で、天井板、欄間、内装材、建具材として用いられる。ことに光沢が強い美しい木肌をもつことから、昔から和風家具や仏壇などで、その特性を最大限に生かしてきた。

木の語り部通信
木の語り部でおなじみ、安達公一氏が木についてお話します。
安達 公一 プロフィール
島根県東出雲町の生まれ、木材店を営む。自らを“木挽五代目”と称されるように幼い時より、木に親しみ、教授され「木については」知りつくされている。
昭和23年生まれ
(株)こびき屋代表取締役
(株)松江木材市場理事

